どうも、真です!
中国輸入ビジネスで稼ぐためには、『外注化』が必須です。
*外注化に関して詳しくは、こちらの記事をご覧ください↓
【ビジネス成功の秘訣】「外注化」のススメ。メリットと実践方法を解説!
外注化するためにワーカーさんをクラウドソーシングサイトなどで募集をしていきますが、
あなたの思い通りの作業を実行してもらうためには「マニュアル」を共有する必要がありますし、
リサーチシートや登録商品シートなどを用意して、あなたと複数のワーカーさんとリアルタイムで共有する必要があります。
日本中の人とネット上で仕事をすることになるわけなので、情報やデータを共有できるようなツールを使っていくことになります。
あなたはその準備が出来ていますか?
身近な人とのやり取りが多かったならば、紙媒体で済んだでしょう。
多少の資料作成ならば、パソコンでWord(ワード)やExcel(エクセル)を使用するくらいでしょうか?
しかし、外注化を進めていく上では、それでは事足りません…
今回の記事では、ワードやエクセルと同じような操作感で、1つのシートをオンライン上で共有できる『Googleドキュメント』と『Googleスプレッドシート』をご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットやダウンロード方法、中国輸入ビジネスにおける使いどころをみていきます。
どちらも無料で使えるツールです!
ツールを使いこなして、ネットビジネスをもっとラクに、もっと効率よくしていきましょう。
目次
Googleドキュメント、Googleスプレッドシートとは?
Googleドキュメントとは、「クラウド型のドキュメント作成ソフト」いわば「Web版のWord(ワード)」、
Googleスプレッドシートとは、「クラウド型の表計算ソフト」いわば「Web版のExcel(エクセル)」
です。
その名の通り、Googleから提供されているサービスになります。
どちらも複数人でリアルタイムに作業を更新することができ、オンライン・オフラインのどちらでも作業が可能で、かつ無料という優れたWebアプリケーションです。
Googleドキュメント、Googleスプレッドシートの特徴としては以下の3点が考えられます。
①ほぼワード、エクセルと同じように使用することができる
多少の性能差はあるようですが、中国輸入ビジネスではそれほど複雑な機能や専門知識はいらないので、十分です。
②複数人でリアルタイムで同時に作業ができる
1つのファイルに複数人でアクセスすることができ、編集もリアルタイムで同時にできます。
外注で採用したワーカーさん10人が同時に1つのファイルを編集していく、ということができるわけです。
間違えて編集・保存しても、履歴から元の状態に簡単に戻すことができます。また、誰がどのような変更を加えたかが把握できるので、管理もしやすいです。
③オンラインでもオフラインでも作業ができる。
Web版というとインターネット環境がないと使えない印象になるかもしれませんが、オフライン設定にしておけば、ネット環境がなくても編集作業を行うことができます。
オフライン作業後は、次回インターネットにつなげたときに編集後の状態に自動で反映してくれるので便利です。
メリット・デメリットは?
Googleドキュメント、Googleスプレッドシートのメリットとデメリットをみていきましょう。
メリット①:無料で使える!
ワードやエクセルは利用する際にライセンス料金がかかります。
しかし、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートはGoogleアカウントがあれば誰でも無料で利用可能です。(詳しくは後ほど解説します)
もちろん、Googleアカウントの作成も無料ですよ。
メリット②:複数人で同時編集することで作業が効率化!
どちらも同時編集機能があるので、外注さんが同時にデータ入力をすることが可能です。
また、1人が文章を入力して、別の人が編集したり、コメントをつけたりすることも可能です。
編集内容はリアルタイムに反映されるため、効率的に作業を進められます。
メリット③:スマホでも編集可能
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートのスマホアプリがあります。
アプリがあれば、例えばあなたが外出先でもワーカーさんの作業を確認したり、コメントを残したりすることが可能です。
パソコンを持ち歩く必要もなく、スキマ時間を有効活用することができます。
デメリット①:データが重くなると動きが遅くなる
データの量が増えてくると、動作が遅くなったり、読み込みに時間がかかる場合があります。
中国輸入ビジネスの特に無在庫販売では、大量の商品データを入力することになります。
私も5000件ほどの商品データをスプレッドシートで管理していますが、起動時に時間がかかったり読み込みに時間がかかります。
ただ何分も何時間も待つわけではないので、私はそれほど気にしていません。
よほど気になるようでしたら、データを分割して別ファイルにするなど対策できますよ。
デメリット②:ショートカットキーなどがエクセルと異なる
エクセルを使い慣れている人には使いづらい部分があるかもしれません。
私はカンタンな表計算程度のスキルしかないので、まったく問題ありません…笑
これまでワードやエクセルを使ってきた人でもGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使うメリットは大きいですし、デメリットはそれほど気にならないと思います。
外注さんと共有するものと個人的に使用するものとで使い分ける、というので良いですね!
Googleドキュメント、Googleスプレッドシートの使い方
ここからは実際の使い方をみていきましょう。
Googleドキュメント・Googleスプレッドシートを使うには、Googleアカウントが必要です。
まだGoogleアカウントを持っていないあなたは、こちらの記事を参考に作成してみてください↓
中国輸入で必須のブラウザ【Google Chrome】をダウンロードしよう!
Googleアカウントが作成できたら、準備は完了です。
1、Google Chromeを開く
Google Chromeを立ち上げて、右上のアイコンをクリックします↓
2、Googleドライブをクリックして起動する
三角形のアイコンをした「ドライブ」をクリックします↓
3、ドライブ管理画面で「新規」ボタンをクリック
ドライブ管理画面が開くので、左上にある「新規」ボタンをクリックする↓
4、作成(編集)したいアプリを選択する
タブが開くので、「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」から選択する↓
あとは、各アプリから作成や編集を行っていきます。
とても簡単にできますよね!
外注化する上で必須の機能「共有」と「権限」
それぞれのファイルは、どうやって外注ワーカーさんと共有するのでしょうか?
GoogleドキュメントもGoogleスプレッドシートもやり方は同じです。
オンラインでファイルを共有するという事は、ファイルごとにURLが割り振られるという事です。
共有方法としては、
・メールアドレスで共有
・リンクで共有
の2つのやり方があります。
今回は、Googleドキュメントで「リンクで共有」する方法を例にみていきましょう。
Googleドキュメントで外注ワーカーさんに共有したい「マニュアル」を作ったとします。
1、「共有」ボタンをクリックする
共有したいファイルを開いた状態で、右上にある「共有」ボタンをクリックします↓
2、今の権限状態とURLが表示されるので、確認する
現在のファイル共有者に付与される権限状態が確認できるポップアップ画面が開きます。
初期状態は「閲覧者」(ファイルを閲覧することができ、コメントを書いたり、編集はできない状態)となっており、今回は権限を変えたいので「変更」をクリックする↓
3、権限を選択する
「閲覧者」、「閲覧者(コメント可)」、「編集者」から外注ワーカーさんに与える権限を選択します↓
例えば、マニュアルを共有したいだけなら「閲覧者」のみで良いですし、マニュアルへの疑問点を書いてほしいなら「閲覧者(コメント可)」に変更する、そもそもマニュアルを一緒に作ってほしいなら「編集者」に変更する、といった感じです。
4、新たに取得できた「リンクをコピー」して、「完了」する
権限を選択すると新しいリンクが取得できますので、「リンクをコピー」をクリックすると自動でコピーされ、「完了」を押すと終了です↓
あとは外注のワーカーさんとやり取りしているメッセージ欄などにリンクを「ペースト」し、送ります。
これでワーカーさんはリンクからファイルにアクセスすることができ、マニュアルを共有や編集ができるようになりました。
中国輸入ビジネスでの使いどころ
では、具体的に中国輸入ビジネスではどんなシーンでこれらのWebアプリを使うかを簡単にご紹介します。
・Googleドキュメント
主にマニュアルの共有で使用します。
商品登録も商品リサーチも外注化することで、スピードアップと成果が出ます。
そこでマニュアルの作成は非常に大事になってきます。
また、新しいリサーチツールが出たり、より効率的な方法が見つかったときにはすぐにワーカーさん達に共有する必要があります。
そんなときに、Googleドキュメントでマニュアルを作成しておけば更新したものをすぐに共有できるので、とても便利です!
・Googleスプレッドシート
主にリサーチシートや利益計算・売価算出シートの作成・共有で使用します。
例えば、利益計算・売価算出用の計算式をあらかじめ反映させたファイルをGoogleスプレッドシートで作成しておくことで、ワーカーさんが中国元での仕入れ価格を入力してくれるだけで日本での販売価格を算出できる仕組みを作ることができます。
また、商品リサーチシートを共有することで、「同じ商品をリサーチしてしまう」というミスも回避することができます。
複数人で3000商品もリサーチしていると、「被り」が出てきますが、1つのファイルで管理・共有することでリスクを減らせるのですね。
他にも色々と使いどころはありますが、私が活用している中で一番利用頻度が高いものを紹介しました!
最後に
今回は、ネットビジネスの必須ツールであるGoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートをご紹介しました。
無料で、これだけの機能なら使わない手はないですね!
操作方法等もカンタンなので、記事をみながらトライしてみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました!