【e-Tax】電子証明書の失効(エラー:HUBH016E)で大苦戦!とその対策

どうも、真です!

前回は『freee開業』サービスを使って、カンタンに「開業届」を作成し、個人事業主として開業する手順をご紹介しました。

「最短5分で開業」と謳われているように、素早く手続きが出来ることもメリットの一つですが、私はある箇所で大苦戦!

それが、『freee電子申告ナビ』における電子証明書と利用者識別番号(e-Taxで発行される番号)の紐づけ作業です。

私はここをクリアするのに、5日もかかってしまいました…

その大きな要因が「電子証明書の失効」です。

今回の記事では、ある条件の人はかなり苦労するかもしれない「電子証明書の失効」がなぜ起こってしまうのかということと、その対応策をご紹介したいと思います。

個人事業主として新たな挑戦をしようとした途端に、足止めを食らったのではやる気も下がってしまいますよね…

スピード感を持ってビジネスにチャレンジする為にも、もしあなたが「電子証明書の失効」エラーで悩んでいたら是非この記事を参考にしてください。

 

『freee電子申告ナビ』を進めていくと…

まず初めに、『freee電子申告ナビ』の手順をみてみましょう。

前回の続きなので、スマホで電子申請になります。

・スマホで電子申請のために必要なもの(マイナンバーカード・カード読み取り対応スマホ)を用意する

・電子申告に必要なアプリをすべてインストールする

ここまでは問題なく出来ました。

次の手順が

・利用者識別番号を取得する

ですが、ここから国税庁のサイト「e-Tax」に移動します。

↓まずは「氏名等の入力」をします。ここはカンタンですね。

次に、納税地の税務署の選択や暗証番号の登録を行います。

 

↓そして「入力内容の確認」画面になります。

 

↓最後に、「利用者識別番号等の通知」が行われます。

16桁の数字の「利用者識別番号」と「暗証番号」は後からすぐに必要になりますので、必ずメモして残しておきましょう!

ここまではスムースに登録できました。

 

再び『freee電子申告ナビ』に戻り、「マイナンバーカードで電子証明書を登録しましょう」となります。

ここで、マイナンバーカードと利用者識別番号を紐づけするのですが、

何度やってもエラーになるのです!

 

e-Taxでのエラー:HUBH016Eとは?

『freee開業』の方ではエラー内容がわからず、

国税庁e-Taxサイトのe-Taxソフト(WEB版)にログインし、エラーの詳細が確認出来ました。

そこには、このようなメッセージがありました↓

どうやら電子証明書の登録でエラーが起きているようです。

そして、電子証明書が発行された認証局において失効とされています、とのこと。

最初にこのエラー(HUBH016E)を見たときは、全く何をどうすればいいのかわかりませんでした…

freeeのサポートにメールで問い合わせたりもしましたが、あまり意味がよくわからず(私の聞き方と理解力が悪いだけ…)

焦りとイライラしながらも、ネットで色々と調べてやっと意味がわかりました。

そもそも電子証明書は、マイナンバーカード交付時に同時に発行されていたようです。

そして、以下の場合に失効してしまうようです。

・マイナンバーカードの表面に記載のある「電子証明書の有効期限」が切れた場合

・氏名、生年月日、性別、住所が変更されて、再手続されていない場合

・その他

私の場合は、住所変更時の再手続をしていなかったため、失効していたようです。

マイナンバーカード自体の住所変更手続きはしていたのですが、電子証明書の変更手続きは別で行わなければいけなかったようです。(各自治体により違うのかもしれませんが…)

そして、更新の手続きを行う場所もe-Taxのサイトでは意味不明でしたが、結局は

「市役所に行け」

ということでした。

*中には市役所以外で更新手続きをしなければいけない人がいると思いますが、ほとんどの方は市役所で更新手続きが出来るはずです。

詳しくはこちらで調べてみてください。

➢【e-Tax】電子証明書の有効期限等の確認について

私の場合は、市役所に行き、マイナンバーカードの窓口かと思いきや、その隣に「電子証明書」専用の窓口が別でありました。

そこで無事、更新手続きが完了しました。

ただし、更新の反映は翌日以降なので、その日に『freee開業』を完了することは出来ません…

もう気分転換するしかありませんね。

 

翌日以降に、e-Taxソフト(WEB版)からログインし、「利用者情報の登録・確認・変更」から電子証明書の再登録を行います。

これでやっと電子証明書の登録が完了しました!

これで5日もかかりましたよ…

 

この後は、「freee電子申告ナビ」に戻り、電子証明書と利用者識別番号を紐づけできれば完了です!

この記事を読んでおられるあなたも、お疲れ様でした。大変でしたね…

 

最後に

今回は、『freee開業』時に起きた電子証明書の失効問題についてご紹介しました。

終わってしまえば、大したことのないエラーなのですが、実際にやっているときは焦るし、イライラしますよね…

その気持ち、よーくわかります。

ただ、諦めずに調べていけば、何とかなるものです。

今回の記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました。