どうも、真です!
今回はネットビジネスを行う上でのおススメ販路として、『Qoo10(キューテン)』をご紹介します。
日本国内にはAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングという大手3社をはじめ、多くのECプラットフォームがあります。
その中でもQoo10は、あなたが中国輸入ビジネスを始めた時に、販売を実践していく第一販路として取り組んでほしいECモールです。
でも、
「出店が難しいんじゃないの?」
「Qoo10に出店するメリットって何?」
「料金体系はどうなっているんだろう?」
と疑問・不安に思うことも多いですよね。
そこで今回は、Qoo10の特徴・メリット/デメリット・料金体系・出店に必要なもの、をまとめてご紹介します!
BASEで商品登録ができたら、いよいよQoo10で本格的な販売をスタートしていきます。
なぜQoo10で販売をスタートするのが良いのか?
その答えを一緒に見ていきましょう。
特徴は?
Qoo10とは、アメリカに本社を置くインターネットオークションサイト「eBay(イーベイ)」が日本で展開しているマーケットプレイス型総合ECモールです。
eBayは、元々日本で事業展開していたECサイト「Qoo10」(韓国最大手ECサイト運営のジオシスグループが設立したECサイト)を2018年に買収。
現在は、eBay子会社であるイーベイジャパン合同会社が運営しています。
Qoo10は日本の他、アジア5か国7地域でも展開されています。
・ECの規模(流通額)
運営母体が変わったり、詳細な流通額の発表がないので定かではありませんが、年間流通額は約1,209億円(2019年度)と推測されています。
また、Qoo10をイメージ付けるイベントに「20%メガ割セール」がありますが、開催ごとに最高注文額を更新しており、勢いのあるECだとわかります。
・ショップ数
規模の拡大に合わせて、出店数も増加しており、2020年時点では1万5000店のショップが出店販売している。
出品数では「ホーム・生活」が1位で全体の31%のシェアを占める。2位には「レディースファッション」、3位には「デジタル・家電」と続く。
販売件数では「ビューティーコスメ」が全体の43%でトップ、2位は「レディースファッション」、3位は「ホーム・生活」となっている。
・会員数とユーザー層
2010年のサイトオープンから10年で会員数は1750万人を突破。
Qoo10の主力商品は「レディースファッション」「ビューティ・コスメ(美容化粧品)」であり、特に韓国製品の多さが顕著です。
ファッションカテゴリーでは「韓国特集」も多く組まれています。
サイトトップ画像からもその様子はよくわかります。
よって主力商品の主なターゲットとなる10~30代の女性がメイン顧客層となります。
女性支持率は75%を維持しており、10~30代の世代で65%を占めるようです。
(参考URL:https://www.tsuhannews.jp/shopblogs/detail/66333#3(Qoo10、会員数1750万人を突破…グ新社長「後払い比率が約2割に」)より)
また、Qoo10は「衝撃のコスパモール」をコンセプトに掲げているように、「安さ」重視のECサイトになっています。
若い女性客から多くの支持を得られるサイトへと急成長しています。
出店料や手数料などの料金体系は?
なんと!
Qoo10は初期費用ゼロ円、月額利用料も無料で出店できます。
Qoo10への支払いが発生するのは取引が成立したときだけ、という完全成果報酬型の料金体系になっています。
かかるのは「販売手数料のみ」で、カード決済手数料も含まれているので販売手数料さえ把握しておけばOKというとてもシンプルなものになっています。
販売手数料は6~10%の間で、商品カテゴリ毎に設定されています。
例えば、
・レディースファッション:10%
・家電、カメラ、テレビゲーム:8%
・CD、DVD:6%
という感じです。詳しくはこちらを参照してください➢https://www.qoo10.jp/gmkt.inc/Popup/PopupGoodsCategoryFee.aspx(Qoo10カテゴリの手数料)
販売手数料の具体例としては、以下の図を参考にしてください↓
Qoo10は初期費用・月額固定費がタダで、料金体系がシンプルなので初心者におススメの販路です!
メリットは?
ネットビジネスの観点から、Qoo10に出店するメリットを考えてみます。
①初期費用・月額利用料が無料!
出店に際しての費用が無料であったり、月額利用料などの運用コストがかからないので、ショップ運営初心者にとってはとてもありがたいです。
例えば、楽天市場の場合は商品の売上に関わらず月額出店料やシステム手数料が数万円単位で発生します。
売上がゼロでもコストが発生するので、利益を出す為にはそこそこの売上が必要です。
その点、Qoo10は商品が売れて初めて販売手数料が発生する仕組みになっています。
売上が出しにくい初期段階では、ランニングコストが少なくて済むのは本当に助かります。
②決済システムの導入が不要で、カード決済手数料もQoo10が負担してくれる
販路によっては、決済システムを出店者が選定し、出店者自らが決済システムの導入をする必要があります。
これが相当に面倒くさいのです。
また、決済手段によって手数料が異なるので、その設定や利益の計算も複雑になります。
しかし、Qoo10では決済システムはQoo10側で用意してくれており、出店者はその中で販売を行えばよいだけなので非常にラクです。
またカード決済手数料も含めた一律の販売手数料になっており、利益計算がシンプルなのでとてもわかりやすい点がメリットです。
③審査に通りやすく、すぐに出店できる
まず出店条件のハードルがとても低いです。
個人でも出店できます(個人事業主や法人でなくて良い)ので、誰でも出店チャンスがあります。
また出店に際しての審査も通りやすいです。
楽天市場やauPayマーケットは、参入に際しての条件が厳しかったり、普通に出店審査で落ちます。(私も落ちました…)
その点、Qoo10は誰にでも開かれたマーケットプレイスですね。
➃モール側が積極的に販促・プロモーションをしてくれる
Qoo10ではモール発行のメルマガが頻繁に配信されます。
多い時では、1日に2~3通も届くことがあるほどです。
また、「メガ割」「タイムセール」「共同購入」などのプロモーションも数多く打たれています。
メガ割は20%OFFクーポンを配布するイベントですが、20%の割引負担金のうち、半分をQoo10側が持ってくれます。
広告費用も1,000~5,000円程度のものが多いです。
モール側の施策にしっかりと乗っていけば、低コストで販促・プロモーションをかけることが可能です。
➄Qoo10独自の発送委託サービスがある
Qoo10でもAmazonでいうFBAのようなフルフィルメントサービスがあります。
商品を倉庫に事前納入しておくことで発送作業を委託できます。
発送業務はとても手間がかかるので、フルフィルメントサービスがあるのは出店者にとってはとても助かります。
デメリットは?
①商品の販売価格が安すぎる
「衝撃のコスパモール」というコンセプトが示すように、安さやお得感を前面に押し出しているのがQoo10です。
Qoo10で販売されている商品は全体的に価格が非常に安いです。
さらに、クーポンやタイムセールで安売り合戦になっており、その中で売上を上げるには必然的に販売価格を下げる必要があります。
通常価格では売れにくいため、想定している利益率より低くなり、大きく稼ぐことは難しいです。
②プロモーションを活用しないと売れにくい
Qoo10で売上を立てるにはプロモーション利用が大前提になります。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手モールに比べると集客力は劣るので、自然検索で売上を作ることは難しいです。
メルマガやQoo10施策のメガ割、タイムセールを活用してショップや商品の露出を増やす必要があります。
③売れる商品が限られている
Qoo10利用者の多くが10~30代の女性です。
ユーザー層に偏りがあるため、売れる商品ジャンルが限られてきます。
Qoo10と相性が良いのは、レディースファッションや美容品などになりますので、仕入れ商品を選定する際には参考にしてください。
出店に必要なものは?
ここまでご覧になって「Qoo10にチャレンジしてみよう!」と思われた、あなた!
一緒にがんばっていきましょう!
出店に際して必要なものがありますので、事前に把握しておきましょう。心の準備と実際の準備ができ、安心して進められますよ。
1.出店者登録時にSMS認証があるので、携帯電話が必要
2.書類審査時に、「本人確認書類」・「銀行口座情報」・「販売免許情報」(アルコール類などの販売許可証がいる商品を販売する場合のみ)が必要
↓銀行口座をまだ持っていない方は、こちらを参考にしてください。
↓個人事業主になるぞ!という方は、こちらを参考にしてください。
【freee開業】「最短5分で開業」が5日かかった…(開業手順も紹介します)
特別に用意が難しいものは無いので、サクッと準備していきましょう!
初心者がQoo10に出店する意義とは?
Qoo10出店は初心者にとって絶好のステップアップになります。
まずメリットにもあるように、出店に際してのリスクがとても低いです。
初期費用も月額利用料もタダなので、コストを気にせず出店することができます。
出店審査も通りやすいので、すぐに出店し販売をスタートすることができます。
出店までの障壁やストレスが無いので、右も左もわからない初心者にはネットビジネスに慣れるために適した販路といえます。
Qoo10は「販売」や「発注」に慣れる、という点でも出店意義があります。
Qoo10では安さが売りなので、大きく稼ぐことは難しい販路です。
ただ、稼ぎを低く抑え大幅に割引を行ったり、クーポンを発行してお得感をアピールすることで出店して間もなくても売れる販路です。
ここで本格的な「販売」と「仕入れ」の経験を積んでいくことができます。
特にネットビジネスは実践あるのみですので、販売経験を積むことで
・輸入代行業者を通じての仕入れはどのようにすれば効率的か?
・優良な仕入れ先中国サイトの見極め方
・あなたのショップに適した販促方法
・お客様との上手なやり取り
などを学んでいくことができます。
Qoo10はネットビジネス初心者がスモールスタートで実践経験を積むのに絶好のプラットフォームなんです!
最後に
今回はネットビジネス初心者にまず初めに出店をおススメしたい販路『Qoo10』を紹介しました。
Qoo10出店の意義はとても大きいですね。
「大きく稼ぐ」ことは難しいかもしれませんが、ショップ運営に慣れて、販路を拡大したり、楽天市場などの大きなマーケットへチャレンジする土台作りにもってこいの販路がQoo10です。
是非、今回の記事を参考にQoo10への出店を検討してみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。