どうも、真です!
今回はネットビジネスを行う上でのおススメ販路として、『Yahoo!ショッピング』をご紹介したいと思います。
日本国内にはAmazonや楽天の最大手を始め、多くのECプラットフォームがあります。
その中でもYahoo!ショッピングは、あなたが個人事業主になった際には是非チャレンジしてほしい販路です。
でも、
「出店が難しいんじゃないの?」
「ヤフショに出店するメリットってあるの?」
「料金体系はどうなっているんだろう?」
と疑問・不安に思うことも多いですよね。
そこで今回は、Yahoo!ショッピングの特徴・メリット/デメリット・料金体系・必要なものをまとめてご紹介します!
ネットビジネスを始めたばかりのあなたにこそ、Yahoo!ショッピングをおススメする理由がわかるはずです!
目次
特徴は?
・ECの規模(流通額)
Yahoo!ショッピングはヤフーグループが運営しています。
Yahoo!ショッピングの売上規模は8,901億円になります。(Yahoo!ショッピング、LOHACO、PayPayモール、ZOZOの取扱高を含む、2019年度)
2019年にはZOZOTOWNを買収したり、LINEやPayPayとの連携を進めるなど規模拡大に向けて様々な取り組みを続けていますね。
・出店数
Yahoo!ショッピングの出店数はなんと、約87万店舗!
ただ、実際の稼働数は約16万店のようです。
それでもすごい数ですね!
ちなみに、Amazonが17万店・楽天が約5万店(こちらも実際の稼働数はもう少し減ると思われます)ですので、Yahoo!ショッピングの出店数の多さが際立ちます。
・会員数とユーザー層
Yahoo!ショッピングの会員数は2,340万人です。(Yahoo!プレミア会員、2020年6月)
ちなみに、楽天会員は1億1,590万人、Amazonは4,000万人となっています。
楽天やAmazonに大きく離されていますが、ソフトバンクユーザーやPayPay会員の取り囲みで会員数は伸びていますので、これからもまだまだ期待できると思います。
ユーザー層は、ニールセンが2020年7月に発表したデータによると男女ともに若年層よりも35歳以上の世代のユーザーが多いことがわかります。
引用:https://www.netratings.co.jp/news_release/2020/07/Newsrelease20200707.html
売れる商品の傾向や販促方法もユーザーによって変わってきそうです。
出店料や手数料などの料金体系は?
なんと!
初期費用・月額利用料・売上ロイヤルティが無料です。
↓商品が売れた際には、いくつかの負担金や手数料が発生します。
↓また、決済手段によって手数料が変わってきます。
初期費用や月額利用料がかからないのは、とってもありがたいですよね。
ただ、売れた時にかかる費用(個別の決済手数料を含む)がわかりにくい印象です。
そんなときは、Yahoo!ショッピングサイトに「月額費用シミュレーション」というものがあります。
これに仮の数字を入れてみることで、なんとなくイメージが掴めると思います。
是非一度やってみてください!
Yahoo!ショッピングは、初期費用や月額利用料は無料ですし、条件にもよりますが、個別手数料も比較的安いのが特徴的です。
メリットは?
ネットビジネスの観点から、Yahoo!ショッピングに出店するメリットを考えてみたいと思います。
①初期費用・月額利用料・売上ロイヤルティが無料!
ネットショップ出店にあたってネックになるのは、コスト面です。
特に、楽天やauPAYマーケットでは初期費用や月額利用料が発生するので、かなりの負担となります。
それがネットビジネスを始めたばかりの売上が立たない状態であれば尚更です。
Yahoo!ショッピングでは売上に応じてストアポイント原資や決済手数料の負担はありますが、初期費用・月額利用料・売上ロイヤルティが無料であり、売れるまではお金がかからないというのは大きなメリットです。
②個人事業主であればすぐに出店が可能!
楽天やauPAYマーケットのような大きなECモールに出店するには厳しい審査があります。
ネットショップ運営の実績が無いと、なかなか審査を通過できません。
しかし、Yahoo!ショッピングであれば、ネットビジネスを始めたばかりのあなたでも「個人事業主」にさえなってしまえば出店することが可能です。
また、出店審査も通過しやすいのが特徴です。
日本国内の大手EC市場にすぐに出店して、多くのお客様を相手にビジネスが出来るのはチャンスですね!
③ソフトバンクユーザー・PayPayユーザーや男女とも35才以上のユーザーへのアプローチができる!
ソフトバンクユーザーやPayPayユーザーは、Yahoo!ショッピングでポイント還元率等の優遇があります。
(楽天市場では楽天モバイルユーザー、auPAYマーケットではauユーザーへの優遇があり、スマホキャリアに応じて利用するモールを選ぶ傾向が強まっています。)
また、登録ユーザー数4,000万人を突破したPayPayユーザーを集客できるのも大きなメリットです。
更に、先述したニールセンの統計データによると、男女とも35才以上のユーザーが多いのも特徴です。
これまでおススメしてきた「Qoo10」では若年層ユーザーが中心でしたので、売れる商品の傾向が変わり、展開の幅が広がっていくと思います。
➃外部リンクに規制が無い!
例えば、すでに自分のECサイトを持っている場合や、将来的に自分のサイトをもって運営したいと考えているあなたにとって「集客」は大きな課題だと思います。
Yahoo!ショッピングでは、外部リンクの規制が無いので、自由に自分のECサイトなどへ誘導することが出来ます。
集客は大手のYahoo!ショッピングを使い、販売は自分のサイトで行う、ということが可能になります。
デメリットは?
①ライバルが多い!
出店審査に通りやすく誰でも出店できるメリットの裏返しで、出店店舗数は約87万もありライバルがとても多いです!
特にネットビジネスを始めたばかりのあなたであれば、出店してもショップや商品は埋もれてしまい、なかなか売れないでしょう。
しかし、「売れるまではコストがかからない」という利点があるので、”とりあえず出店をして少しづつショップを育てていく”、という感覚でチャレンジするのがいいと思います。
②管理画面が使いにくい!
Yahoo!ショッピングはネットショップの中でも古くからあり、後発モールに比べて管理画面のデザインや使い勝手が悪く感じられると思います。
私は商品登録の起点をBASEで行うことをおススメしていますが、アプリ感覚で使えるBASEに対して、Yahoo!ショッピングの管理や登録はとても複雑に感じます。
ただ、慣れてしまえば問題ありませんので、とにかく触ってみて、いろんな機能や使い方をマスターしていけばOKです。
BASEやQoo10に比べて販売分析も色々できるので、機能をうまく使いこなしていきましょう!
出店に必要なものは?
ここまでご覧になって、「Yahoo!ショッピングにチャレンジしてみよう!」と思われたあなた。
一緒に頑張っていきましょう!
出店に際して必要なものがありますので、事前に把握しておきましょう。心の準備と実際の準備ができますよ。
以下を参考にしてください。
↓クレジットカードをまだ持っていない方は、こちらを参考にしてください。
↓銀行口座をまだ持っていない方は、こちらを参考にしてください。
↓個人事業主になるぞ!という方は、こちらを参考にしてください。
【freee開業】「最短5分で開業」が5日かかった…(開業手順も紹介します)
特別に用意するのが難しいものは無いので、リストを確認しながら準備を進めていきましょう!
最後に
今回は、ネットビジネスを始めた方におススメしたい販路『Yahoo!ショッピング』をご紹介しました。
特に、出店に際してのコストがかからない、というのが大きなメリットです。
最初はなかなか売れにくいかもしれませんが、販路をいくつも持つことで、
・売れる商品動向が販路毎に異なるので、幅広く商品展開ができる
・リスク分散ができる
・いろいろなユーザーにショップや商品を見てもらうことができる
といったことが可能です。
これは中国輸入ビジネスを行う上で必須の取り組みだと言えます。
是非、今回の記事を参考にYahoo!ショッピングへの出店を検討してみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。