どうも、真です!
前回は、中国輸入【有在庫販売】のメリット・デメリットをみてきました。
(*前回の記事をご覧になっていないあなたは、是非とも先に読んでくださいね↓)
在庫をもって販売することの魅力とリスクをみてきましたが、あなたはどう感じられましたか?
今回の記事では、中国輸入【無在庫販売】のメリット・デメリットを紹介します。
前回の記事と今回の記事をみて、それぞれのメリット・デメリットを比較することで、
・あなたの考え方とやり方に合うビジネススタイルはどちらか?
・あなたがどこまでリスク許容ができるのか?
・これからどちらのビジネススタイルが稼いでいけそうか?
などを考える材料になります。
それでは、【無在庫販売】のメリット・デメリットをみていきましょう!
目次
無在庫販売とは?
【無在庫販売】とは、
先にお客様より注文を受けてから、代行業者を通じてメーカーからの商品買い付けを行い、購入者に発送する方法のことを言います。
途中で「在庫を持たない」ビジネスになります。
中国輸入ビジネスの無在庫販売の流れとしては、
①リサーチ ⇒ ②販売 ⇒③仕入れ ⇒➃発送
という工程に分けられます。
③仕入れ より先に②販売 を行う、ということです。
「えっ?手元に商品を持っていないのに販売していいの?」
「それって違法じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、安心してください。
「お取り寄せ商品」「受注販売」といえば聞き覚えがあるのではないでしょうか?
例えば、
・こちらの商品は海外メーカーから直接仕入れる、お取り寄せ商品となります。
・こちらは限定商品のため、お客様からの注文後にメーカーに製造を依頼し販売する受注販売の形式を取っています。
と言われると、
「あぁ、そうなんだ、そういう商品なのね」
と思いますよね。
また、アメリカなどの海外では「ドロップシッピング」と言われ、ネット通販としてはポピュラーなんです。
ただ、メルカリのように「手元に無い商品を販売してはいけない」という規約がある販路もあります。
もちろん、そのようなECで無在庫販売をすることを私は勧めませんし、絶対にやってはいけません!
ルール違反や法に触れることがないよう、無在庫販売ビジネスを行うことが大切です。
その前提で、これから無在庫販売のメリット・デメリットをみていきましょう!
無在庫販売のメリット
①不良在庫が発生しない
無在庫販売の大きなメリットが、不良在庫が発生しないことです。
そもそも在庫を持っていないですから、不良も何もないですよね。
「売れると思っていた商品が売れなかった…」
「ブームが去ってしまい、大量に売れ残ってしまった…」
というリスクがありません。
不良在庫が心配で発注数が読めない、売れ残った商品はどうやって処分しよう、などと心配する必要が無いのです。
②在庫の保管場所や保管料が発生しない
在庫が無いので、在庫の保管場所を確保したり、保管料を払う必要がありません。
家が中国から来たダンボールだらけになり、家族から嫌な顔をされることもありません(笑)
また、「保管料」もかなりのコストになりますので、コスト削減にもつながります。
保管期間が長くなるほど、保管料が高くなることもありますので、保管期間の調整などで頭を悩ます必要もありません。
③商品を揃える必要がないので、すぐに販売が始められる
有在庫販売の場合は、リサーチをして商品を決め、輸入代行業者に発注をかけて商品が到着するまで1~3週間はかかります。
さらに商品到着後に自分で検品や包装などと準備をしていると気づけば1カ月が経っていて、最初のモチベーションが下がっている、なんてことも‥
しかし、無在庫販売であれば自分のECショップに商品登録をしたその日から販売スタートできます!
また、無在庫販売では、たくさんの商品を販売することがでるのも大きなメリットです。
在庫の心配が無いので、売れそうだと思った商品をどんどん登録して販売することができます。
その気になれば、100商品‥1000商品‥5000商品‥もっともっと↑↑多くの商品を販売することができるんです。
たくさんの品揃えはショップの魅力になりますし、数ある商品の中から爆発的なヒット商品が生まれる可能性もあります。
➃自分で宛名を書いたり、梱包したりという発送の手間がかからない
無在庫販売では基本的に輸入代行業者の「無在庫直送」というサービスを使うことをおススメしています。
このサービスは、輸入代行業者が仕入れた商品を検品し、商品毎に梱包、エンドユーザーまで直送してくれるというものです。
あなたがメルカリやヤフオクなどで発送をやられたことがあれば良くわかると思うのですが、発送業務というのはとても手間が掛かります。
まず、商品に汚れや傷は無いか・カタログと同じ仕様になっているかなどとしっかりと検品する必要があります。
つぎに、きれいに商品を畳み、商品に合った発送材(段ボールや袋など)を用意する必要があります。
また、必要に応じて緩衝材を入れたり、宛名を書いたりなどの対応も必要です。
さらにさらに、発送物をコンビニや郵便局、宅急便の窓口まで持ち込む必要があります。
これを注文ごとに1個1個やらなければなりません。
しかし、無在庫直送サービスを使えば、上記の作業は一切あなたがやる必要が無く、商品ページを作り込んだり、販売戦略を考えたりと、より売上を増やすための時間に使えるのです。
➄少ない手元資金でビジネスが始められる
無在庫販売では先に仕入れを行わないので、大量の仕入れ金としての手元資金が必要ありません。
購入者からの入金があってから買い付けを行いますので、キャッシュフローがとてもいいのです。
無在庫販売は、手元資金が少なくても始められるビジネスなのです。
無在庫販売のデメリット
①お客様へ商品を届けるまでに時間がかかる
お客様より注文があってから商品を仕入れるため、どうしてもお届けまでに時間がかかってしまいます。
ネットショップの潮流として、Amazonプライムなどに代表されるように「翌日配達」が当たり前の世の中になっています。
「注文してすぐに商品が届かないのならいらない」と思われる可能性が高いのが、無在庫販売です。
しかし、中国輸入の【無在庫転売】は中国市場から仕入れることの強みを最大限に活かすことでそのデメリットを解消します。
それは、「商品数の多さ」です。
数多くある商品から、日本市場では売っていない商品を販売することで、
「多少待ってでもいいから、どうしてもこの商品が欲しい!」と思ってもらえる商品を揃えることで、お届けまでの時間を待ってもらうことができます。
②1商品ずつの仕入れのため、仕入れ値や輸送費が高くなる
無在庫販売では、お客様からの注文ごとに仕入れを行います。
また、無在庫販売で扱われる主要な商品が「レディースアパレル」になります。
そのため、基本的には個人のお客様が自分用の商品を1点買う、という買い方がほとんどです。
よって、仕入れも1点でメーカーに注文することになります。
そのため、
・大量購入による商品の割引等が受けられない
・商品1点ごとの発送のため、送料が高くつく
ということで、原価が高くなります。
そうすると、販売価格も上がってしまうため、
・価格競争になると負けてしまう
・販売価格を抑えようとすると、利益を少なくし、稼ぎが少なくなる
という事態になってしまうのはデメリットです。
③自分の目で商品の品質などを確認できないまま、お客様に届けることになる
「無在庫直送」はとても便利なサービスだと紹介しました。
しかし、あなたの元に一度も注文商品が届かないので、商品の中身や詳細を確認できないまま、エンドユーザーへ届けることになります。
もし、お客様から
「届いた商品が思っていたのと違った」
「商品にキズが付いていた(汚れがあった)」
などクレームがあったときに、自分の目で確かめていないので、対応に困ってしまいます。
解決策としては、信頼できる輸入代行業者を見つけることです。
「無在庫直送」サービスを行ってくれる輸入代行業者では商品の検品サービスもあります。
無料検品や有料でのより細かな検品や修繕サービスをしてくれる輸入代行業者もあります。
どの輸入代行業者のどのレベルの検品であれば、安心して任せられるのかを見極める必要があります。
また、あなたのクレーム対応の技術も必要になってくるでしょう。
無在庫販売ではどうしても、商品到着までに時間がかかったり、お客様からのクレーム対応の難しさという面があります。
規約違反でのアカウント停止は無いですが、「配送遅延」や「お客様からのクレーム」といったものがあまりに多すぎるとアカウント停止となる場合もあります。
アカウント停止になってしまうと、その販路での販売が絶たれるだけでなく、それまでに費やした時間やコストも水の泡になってしまいます。
しかし、お客様に対しての「事前の説明」「真摯な対応」「迅速な対応」といった物販商売の基本を徹底することでアカウント停止のリスクは減らせます。
今一度、ネットビジネスは「楽して、カンタンに稼げるもの」ではないことを認識してもらえればと思います。
最後に
今回は中国輸入【無在庫販売】のメリット・デメリットをみてきました。
あなたはどう思われたでしょうか?
「無在庫販売のメリットは魅力的だから、やってみたい!」
「デメリットを考えると、無在庫販売はリスクが大きそうだな…」
など、いろいろと感じるところはあると思います。
前回の記事と今回の記事で、【有在庫販売】【無在庫販売】のメリット・デメリットをみてきました。
それぞれを比較することで、あなたに合ったビジネスを見つけるきっかけになれば嬉しいです。
ネットビジネス初心者の私が、初めて取り組んだ中国輸入ビジネスは【無在庫販売】です。
在庫を持たずに、少資金から始められることに魅力を感じました。
次の記事では、初心者にこそおススメしたい中国輸入【無在庫販売】をもう少し深くみていきたいと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。